アルゼンチン通貨への両替は、日本国内ではできません。
アルゼンチンに限らず中南米諸国の通貨への両替は日本国内ではまずできないので、日本円をUSドルに両替し、USドルを現地通貨に両替するのが一般的のようです。
中南米諸国でも経済が安定している国なら、USドルに両替せず、クレジットカードのキャッシング(両替手数料0円)で現地通貨を引き出すのが両替以外の手数料のみでお得です。
しかしアルゼンチンのように国内経済がデフォルト状態の国では、闇両替が横行します。
※闇両替は中南米ではアルゼンチンの他にベネズエラでもあるようです。
今回のアルゼンチン旅行のために通貨の両替方法を調べていて、「南米でデフォルトした国ってアルゼンチンだった」と思い出しました。
2014年にアルゼンチン政府がアメリカの裁判所で敗訴、というニュースが報道されていましたが、裁判の経緯を知るにつれアルゼンチンの経済状況の悪化と闇両替の関係がおぼろげながら見えてきました。
アルゼンチンで闇両替が存在するのは、ややこしいのですがかなり乱暴にまとめると公定レートと実体経済の乖離が原因です。
公定レート、闇レートの関係性については下記サイトが分かりやすくまとめています。
アルゼンチン・ブエノスアイレスに通貨の「ブラックマーケット」が存在する理由とは
アルゼンチン旅行のため通貨の両替について調べはじめてアルゼンチンの経済状況をここまで詳しく知る事になるとは思いませんでした。
アルゼンチンの経済状況はさておき、今回の旅行は日本国内で日本円をUSドルに両替。
とりあえず到着したらブエノスアイレス市内への移動に必要な金額だけ空港で両替し、あとは現地で臨機応変に対応することになりそうです。