アルゼンチンでは闇両替が一般的で公然と行われています。
なぜ闇両替が行われているのでしょうか。
原因はアルゼンチンの経済状況にあります。
経済不安のため自国の通貨が信用できず、財産を守るためレートが悪くても安定している外貨=USドルを手に入れようということらしいです。
この辺りの詳しい事情は「アルゼンチン 闇両替」と検索すれば詳細な情報を提供されているサイトがたくさんあるのでご確認ください。
下記サイトが比較的分かりやすいかと思います。
アルゼンチン・ブエノスアイレスに通貨の「ブラックマーケット」が存在する理由とは
アルゼンチンの闇両替については「地球の歩き方アルゼンチン版」にも記載があります。
地球の歩き方や外務省のホームページでは「闇両替は違法行為なので誘いには乗らないこと」とありますが(地球の歩き方は外務省のホームページを言い換えただけみたいです)、現実問題としてアルゼンチン国内ではおおっぴらに闇両替は行われています。
海外安全ホームページ: 安全対策基礎データ(外務省HP)
アルゼンチン旅行者のサイトでは「闇両替は(ブエノスアイレスの)フロリダ通りすべての店でやっているのでは?」といった声もあるくらいなので、闇両替はアルゼンチン国内では一般的なことは容易に想像できます。
アルゼンチンの闇両替のレートと公定レートの差は日々変わっていくので一概にはいえませんが、1.7倍の差があるので(2015年現在)公定レートで両替するとかなりの損になります。
特に国内移動で飛行機を使うといった高額の支払いになると痛いですね。
闇両替は政府に認められていない両替方法なので、偽札をつかまされる被害も報告されています。
おすすめの両替方法ではありませんが、銀行・両替所の公定レートでの両替が損になることは事実。
あくまで自己責任でということになります。